デジタルモデラー職N.Y デジタルモデラー職N.Y

Interview

勤務地:名古屋支社

デジタルモデラー職
N.Y

デジタルモデラー職
の仕事内容

具体的な仕事内容.01

車両意匠面データの作成

自動車メーカーから依頼の新規開発の自動車において、エクステリア(外装)、インテリア(内装)の意匠面データを作成します。
自動車の開発フェーズは3フェーズあり、メーカーのデザイナーが思い描くイメージを優先するステージから、デザインの方向性を定めつつ、フィジビリティを考慮しながらデータ構築していくステージ。最後に、デザイン/フィジビリティの双方が成立した上で、精度の高いデータ(クラスA)作成へ移行していきます。こうした一連のステージ全てにおいて、顧客デザイナーとコミュニケーションを取りながら、データ作成を進めていきます。

具体的な仕事内容.02

展示会向けモック用デザイン開発

自動車サプライヤーから依頼される展示会モックのデザインを開発します。顧客の要望を理解し、訴求したいポイントを効果的に表現することを考えながら、まずはコンセプト立案/アイデアスケッチにて提案します。顧客承認を得たデザインは引き続き意匠面データ作成へ移行し、社内設計/生産部門とも連携しながら、3Dデータでデザインを完成させます。
ケースによっては、初期から3Dデータにてアイデア展開することもあり、3Dレンダリングツールも使用しながら、より効果的な提案も行います。

具体的な仕事内容.03

顧客PR用デザインサンプル制作

営業部署による市場の状況と顧客ニーズを調査の上、自社の技術力を結集したPRサンプルを制作します。
具体的には、営業/デザイン/設計/電装/生産と各部門で協議し、自由な発想と訴求力のあるモノを目指します。デザイン部署の役割は、コンセプト立案からアイデアスケッチの展開、意匠データ作成と共に各協力部署との連携、調整を行い、モノができ上がるまで一連の責任を担うことになります。時にはサンプル自体が顧客の展示会などで採用されるケースもあります。

具体的な仕事内容.04

各種展示会、及びショー調査

国内外で行われる様々な業界関連の展示会や自動車ショーを視察します。デザインに関わる業務に於いて良いアウトプットを行うために、良いインプットは欠かせません。
海外ショーはターゲットを絞って視察しますが、国内展示会/ショーについては都度必要に応じて自由に調査を行います。持ち帰った情報の共有こそが、チームで新しいモノを生み出す原動力になります。

デザインスキルと
コミュニケーション能力
で期待を超える

強く感じた自分への期待

私は、就職活動時、学生時代に培ったデザインの技術や知識を活かせる職に就きたいと考えていました。同時に、自分の魅力は技術的な部分だけでなく、人間性やコミュニケーション能力だとも思っていました。デザイン業界の各企業インターンシップにも参加しましたが、実力で評価される「デザインの世界」において、短い期間で深い部分まで評価してもらえる機会はなかなか多くありませんでした。
そんな中で、弊社と出会い企業説明や学校行事での対話、面接などを経るうちに、自分の持つ人間性や将来性に期待をしてくれているのだと強く感じられるようになっていきました。もちろん、即戦力になる技術は身につけておいた方が良いのですが、技術よりも、人として、将来を期待して評価されたことがとても印象に残っており、その期待に応えてみたいと思ったことが入社を決めたきっかけとなりました。

自身のアイデアが商品に反映

主に、自動車関連のデザインデータ(意匠面)作成とデザインアイデアの提案を行っています。意匠面作成に関しては、お客様から預かったデザインスケッチなどから、そのイメージを極力崩さないように注意しながら3DCADで矛盾のない立体物へと仕上げていく、といった作業を行っています。
また、デザインアイデアの提案は、新技術やお客様の持つイメージをどういった形で表現するのが最適かを考え、スケッチや2DCGで提案をしています。自分の提案したデザインや作成したデータが、実物になって世に出ていく瞬間はとても嬉しいです。
試作品を扱うことの多い業務内容上、量産品のデザイン等を行うことは少ないのですが、入社1年目の冬に担当した自動車カスタムパーツの意匠面作成案件では、後に商品化されたため、今でも街中で見かけるとつい目で追ってしまいます。当時は技術的に至らないことも多く大変苦労し迷惑もかけた案件でしたが、このように自分の携わったモノが実際に展示会などで世の中に披露され、評価をしてもらう機会があることはとても幸せだと感じています。

日々の小さな努力が大きな財産を築く

学校で学んだ知識や技術だけでは、案件に対処しきれないことが数多くありました。即戦力になりたいという気持ちがありましたが、やっぱりプロの世界は甘くはないなと痛感しました。
ただ、幸いなことに弊社は案件のバリエーションが豊富であり、自分の強みが活かせる案件も少なからずありました。そういった案件が来たときに、自信を持って対応できたのは、日ごろからアイデアの種を意識して探していたことや、色彩の知識を身につけていたからです。自分自身を見つめ大きく成長させる良いきっかけになりました。もちろん自分の強み以外の案件でも対応できるようになったのは、先輩方から技術を盗めるところは盗み、わからないことは積極的に聞いて、経験の中から多くの技術を培うことができたからです。それは、大きな財産となっています。様々な案件に携わることができる環境ならではの経験のおかげで、知識や技術だけでなく、いろいろな視点を持つことの大切さも身につけられたと感じています。

コミュニケーションの質が業務スピードに直結

デザイン業務の中では、デザイナーが考えていることややりたいことがニュアンスでしか伝えられないこともよくあります。そのため、エラーを防ぐ意味でもお客様と直接コミュニケーションを取り合いながら作業をすることを大切にしています。実際、お客様に直接、隣で指示を仰ぎながら意匠面を作成する経験させていただく中で、最初はどうすればよいか聞いて意匠面を作成するという流れでしたが、最近では要望を聞いてからデジタル上で再現するまでのスピードが大きく向上したと実感しています。
限られた時間の中でお互いの認識を形として擦り合わせていく作業はとても大変ですが、お互い納得のいく形状になったときの達成感は大きいです。デザイナーの考え方や立体構成のバリエーション、伝える・理解するといったコミュニケーションの大事さなど多くのことを学び、その後の他案件にも大きく寄与しています。こういったお客様と共に業務を進める場面ではコミュニケーションといった自分の強みも上手く活用できており、将来性への期待に今後も応えていきたいです。

部署上長から応募者の方へ

デジタルデザインでは、自動車メーカーを中心に様々な意匠面データ作成やデザイン開発に携わります。従って、一分野での技術や知識だけでなく、幅広い想像力と知見を要することが必要とされ、常に新しい刺激を受けると同時に、学習し続けることができるフィールドです。
もちろん、自身の得意分野においてはその力をいかんなく発揮できます。海外のお客様と業務を行うケースもあり、多岐多用にわたる業務範囲の広さが当社の最大の魅力です。

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