
T.N.
設計職
(民生品分野担当)
2018年入社
まさに天職。
0コンマ数mmに負けない設計に対する情熱。

実現させたかった
消費者向けの製品設計。
転職の際は『一般ユーザーの目に映るもの、一般ユーザーが手にするものを設計できる企業・職種』に重点を置いて活動をしていました。前職では、新卒入社後、自動車工場の生産ラインの設備を設計していた為、自分が設計したモノがカタチになるという達成感や楽しさを感じることはありましたが、それが一般ユーザーの目に映る事はほぼありませんでした。そのような環境の中で一般ユーザー向け製品の設計に魅力を感じ、設計スキルの幅を広げたいと考えていたこともあり、お客様の『開発支援』を通じた製品設計で多分野にわたるモノづくりに関わり、多種多様な経験ができる弊社に興味を持ち入社を決めました。
急な依頼・変更にも、
プロとして絶対に対応する。
現在は、主にアミューズメント製品・医療用機器・民生用機器等の製品設計業務を担当しています。業務の具体的な流れは、まずお客様との打ち合わせにより創りたいもののイメージをヒアリングし、全体の設計ボリュームを把握して日程や人員割り振りの計画・見積もりを作成します。設計を進めていくうえでの困り事や懸念点をレビューで潰し込み、お客様とも連携を密に取りながらご要望に沿いつつ現実的なモノを創り上げていきます。案件によっては設計に留まらず、引き続き試作までを弊社に任され、生産部署で製作した試作品の組み立てから検証・調整まで行うこともあります。製品の開発業務に携わっている以上、急な日程前倒しや仕様変更のご依頼を頂くことも少なくはありませんが、苦労した分創り上げたモノがカタチとなり、お客様や一般ユーザーの方々が喜ばれる様子を見ると誇らしくやりがいを感じます。

前職にはなかったPDCAの観点。
前職では、規模が大きい自動車生産設備の設計をしていたことから一転し、入社後に最初に携わった案件は当時最盛期であった携帯電話の製品設計でした。それまでは数百、数千mmもある大きなものを設計していたのですが、急に0コンマ数mmレベルの精細なものを設計する事となって感覚が慣れるまで時間を要したことを覚えています。また、設備などの一点物を設計するうえではPDCAサイクルをあまり意識する事はありませんでしたが、量産前に問題点を全て潰し込まなければならない為、設計の中でPDCAサイクルを何回も回すという考え方の違いにも苦労しました。それでも続けてこれたのは、その後、多くの案件を経験し自分なりに感覚を掴み、次第に慣れていきましたが、何より設計という仕事やCADを用いての作業が好きだったことが大きかったと思います。

プロジェクトリーダー経験から
学んだお客様視点。
成長を実感したのは、複数のプロジェクトの取り纏めを任されるようになったときです。人員の割り振り、各プロジェクトの進捗具合、設計の見積もりに対して消化した工数、設計品質など、優先・重要視しなければならない項目に着目して業務を進めるようになりました。また、お客様との窓口業務を通じては、お客様が何を求めているかを汲み取り、何を優先して進めるべきなのかを考慮して設計業務に取り組むように心掛けています。今後も、『開発支援』を通じた製品設計での多分野にわたる多様な経験を活かし、お客様のご要望に沿ったモノづくりができるように心掛け、更に成長していきたいと考えています。